6月のイチジクの作業を簡易的にまとめています。今後、ゆっくり時間をかけて記事を充実させていきますね。関連記事があるものにはリンクを関連付けています(青文字)。
6月のイチジク
5月に続き、イチジクは生育が旺盛です。6月中旬までは貯蔵養分で成長しますが、6月下旬には今年展葉した葉による光合成や根から吸収した養分に切り替わる時期です。即効性のある肥料で追肥を行います。また、重要な害虫が増えてくるのもこの時期です。秋果は着果が始まり、夏果は収穫が始まります。
必要な作業
- 芽かき(不要な芽は取り除く)
- 誘引(葉が1本の枝に10枚くらいで行う)
- 間引き剪定(風通し、光合成確保)
- 追肥(即効性のあるものを使用する)
- 除草(アザミウマ対策にもなる)
- みずやり(土の乾燥や気温の高い日に気を付けて、ほぼ毎朝行うで良いが、根腐れに注意。)
- 収穫(夏果・6月下旬頃)
病気や害虫の対策 など
病気
各病気の予防がメインとなるが、家庭菜園では不要かと思います。
害虫
- カミキリムシ
- ハダニ類
- カイガラムシ類
- イチジクヒトリモドキ
- アザミウマ
その他注意すべき事項
- 高温障害(上部の葉が丸まり、葉先が茶色く枯れる)
- 水枯れ(上部の葉が丸まり、葉先が茶色く枯れる。すべての葉が突然枯れて落ちる)
- 根腐れ(適度な乾燥も必要)
- 窒素不足(下の葉が黄色くなる。芽の膨らみがなくなり、鋭く尖ってくる)
挿し木苗の管理
- 水ぎれを起こさないように注意。
- 根張りが十分であれば、植え替えを検討してもよい。
- 施肥(重要)。即効性のある化成肥料を適量与える。
- 新梢が伸びてきたら、支柱を立てて、まっすぐ上に伸びるように支える。
- 芽かき(基本は、来年の生育を良くするために、芽は一本とする)
以上、いちじくびよりでした。簡易的でごめんなさい。各月の管理も少しずつ内容を充実させていきますが、今年はこんな感じで行こうと思います。